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解説1)インフルエンザウィルスの特徴と型式表現記号の意味
インフルエンザヴィールスは球形のヴィールスですが、表面に無数のスパイク突起があり、このスパイクが人体などの細胞に食い込んで結合したときに感染症状が現れます。 スパイクには赤血球凝集素ヘマグルチニン(Hemagglutinin HAタンパク質)とノイラミニダーゼ 酵素(Neuraminidase NAタンパク質)という糖蛋白質が入っています。 タミフル(HP参照)など新薬はこのスパイク中の酵素を阻害して人体の細胞にウィルスが侵入するのを阻害します。 したがって、理論的には鳥インフルエンザにも有効です。 インフルエンザ (influenza、flu) はレトロウィルスRetro virus、パラミクソウィルスParamyxo virus、ピコルナウィルスPicorna virus、オルソミクソウイルス(オルソミキソウィルス)Orthomyxo virusなどのウィルスが代表的な種類ですが、トリ・インフルエンザの病原体は、Orthomyxoviridae familyに分類されるOrthomyxo virus(オルソミクソウィルス)であり、一本鎖RNAを遺伝子として持つウイルスです。 インフルエンザはウィルスの遺伝子によってA. B. Cの三つの型に分けられていますが、トリ・インフルエンザの属するA型は亜種となる変種が数百種類も多様に造られて流行する型です。人間も含めて重篤な症状を示す広域な流行性の新型は 主としてA型によって引き起こされます。 トリ・インフルエンザの型は、これまでにHAタンパク質タイプが15種類、NAタンパク質タイプが9種類分離されています。 *(記事は当サイトのインフルエンザ関連記事と重複する部分があります) *インフルエンザの型はヘマグルチニン(Hemagglutinin)とノイラミニダーゼ 酵素(Neuraminidase)の二つの糖蛋白質の記号によって、血清亜種を表現しますが、下記はその例です。
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解説2)鳥インフルエンザウィルスへの対策
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